メカルデンヤ

好きなものを好きなだけ。日記、読書、ゲーム、YouTube、音楽とか

2作目のボカロカバー

2作目のボカロカバーを投稿してました。人マニアです、大好きな曲。

 

↑ustはこちらからお借りしました。

 

今回の調声は、しゃくりとかじゃなくて出来るだけ本家に寄せるようにしました。2番目のサビの突入部分とか、けっこうお気に入りだったりする。あとPVとイラストも自分です。本家リスペクト。

 

(ここからずっとMixの話)

Xでもぼやいていたけど、今回のMixめっっっちゃ苦戦した……あれ?これ前回も言ってなかったっけ?

なんかコンプレッサーとイコライザーをかける意味とか、そういう知識がありえんくらい欠落していたので、そこらへんを調べて、ようやっとスタートラインに立った!でも難しかった!!って感じでした(なんでフラジールのときはそのよく分からない状態で完成出来たんだろう……意味不明…)

いやもう正直「外注orお蔵入り」の文字が頭をよぎったくらい。本当に自分がやったものとして出せて良かった…

 

そのエフェクトのこととかを調べているうちに、普段聴いている音楽と同じくらいの仕上がりにしようっていうのが本当に無謀なことだな!って思ったんですよね。

というのも、自分が見た記事を書いた人の中には「10年近くMixをやっているけどいまだによく分からない」っていう人がいたりとか。多分そういう人はざらにいるんだろうなって感じだった。

これゲームに例えたら分かりやすいけど、レベル90くらいのキャラが挑戦しているボス敵に、始めたてほやほやの初心者無課金装備の自分もチャレンジしよう!!っていうくらい無謀なことなんだよね。レベル制が無いゼルダとか、レベル1でも強敵倒そうと思えば倒せるポケモンとかは例外として。

でも逆を言えば、今Mix専門でお金を稼いでいるような人でも最初は初心者だったということ。それ思えばまぁ励まされるよな。

 

Mixのときは、1000円くらいのイヤホンだけで作業してました。別に配信とかはしないし、趣味だから別にいいだろと開き直ってる。あ、完成したやつはSONYのワイヤレスイヤホンで一応聴いてチェックはしているよ。

使ったDAWとエフェクトは、今回も一つは除いて全部無料のやつです。まだ有料のソフトを買うべきじゃないって思ったので。Audacity(マスタートラックが無いからちょっとそこは不便)っていうソフトに、Audacity付属のコンプレッサー、イコライザーOzone 11 EQ、マキシマイザーは前回から続投のLoudMax

 

こんな感じのやつ。これ無料ってすごいでしょ。調べているうちに、ボーカロイド6のやつは使いづらいなと思ったので、これに乗り換えてみたら大正解。

今回出した音源のイコライザー設定は、前回よりも上手く設定出来たかなぁ、と思っている。ブーストのしすぎは良くないらしいので、ハイパスと複数カットだけ。フラジールのときはボーカルを押し出そうとしてちょっとこもらせていたけど、今回それをやっていません。なので声がまぁまぁクリアーに聞こえる。

 

ディエッサーはボーカロイド6搭載のやつ。ディエッサーはこれが使いやすいし、発音をいい感じに和らげてくれるからお気に入りです。

あと前回は音圧を上げようとして過度にマキシマイザーをかけちゃっていたので、それを反省して今回はちょっとだけの使用にしている。

 

いやボーカロイド6を持っているならCubase AIも持ってるだろ、なんでそれを使わないの?って思って、最初Cubaseも入れてみたんだけど、何をどうしても音が出ないという事態になってしまい、Cubaseを扱うのはほぼ諦めていた…

…と思っていたけど、音源が完成したあとにもう1回チャレンジをしてみたら音出ました。なんか自分が見た限りの対処法に書いていなかったところをちょっといじったらそれが原因だったみたい。いや~ 将来的には有料DAWいるよなぁ~と思ってて、これでCubaseも選択肢に入れられたからマジで良かった……

 

今回のMixは、大体7割くらいの出来でOK!!ってなって完成させたんだけど、そんなに音圧は無理に上げる必要はないかな?って思ったんですよね。その理由がラウドネスノーマライゼーション

 

ラウドネスノーマライゼーションというのは、投稿した作品の音が大きかった場合、サブスクや動画サイトがある基準まで自動的に音量を下げる仕組みのこと。

人間が聴く音の大きさは「LUFS」という単位で表され、この値が高いほど感じられる音量が高い。YouTubeだと-14LUFSが基準。これより高い値の音楽は、投稿すればこの値に自動的に下げられるってことです。

なのでそれより高いか、同じくらいでいいや!と思った。なので、YouTubeとかで聴くと普通に聴こえるけど、音源ファイルとして比較するとけっこう音圧は小さいです。

 

↑のサイトを見て、自分もこの測定プラグインを導入。

 

今回の音源を測定すると、こんな感じ。左の数値の上から二番目が「平均値」で、これがその音源のLUFSを表すらしい。

いつも聴いている音楽をこれで測定してみると、約-8LUFSでした、流石。自分のはそれと比べると音は小さいけれど、YouTubeに投稿すればこれでも下げられる値なんですよね。

なのでまぁ、音圧を上げなきゃ上げなきゃ!っていうのはちょっと払拭されて、心が軽くなったかなって感じ。自分で作った音楽を配信するっていう人は別だろうけど。

 

あとこれは今後の課題なんだけど、な~んか「つ」の発音のときに「カランコロン」みたいな音が入る問題。オケが静かになる「罠の墓穴見てると」のところが分かりやすい。

原因を調べたけど、ボーカロイド6で打ち込みと調声終わってNOエフェクトで出力してもそうなるんですよ。これDEXの音源に問題がありそうなんだけど実際はどうなんだろう?エフェクトで消そうとしてもなんかよく分からなかったし今回はどうしようもなかった…。ちなみに前回はオケが静かになる瞬間が無いから分かりにくかっただけで、実際にはありました。

 

まぁ、無事出せたし結果・良かったな。これからMixの度にこういう風になるのかと思うと、ちょっとていうか大分気が重い(オイ)。