今でもそうだが、自分は昔から何かしらに影響されやすく、ビビりで不安症だった。
世界仰天ニュース的な番組で、過去にあった放火事件特集を見てしまってからしばらくの間は、家の戸締りをとんでもなく気にして、いつ放火魔がやってくるかビクビクしながら寝ていた時期があった。
しかし一番ひどかったのが学校の平和学習の影響をうけたときだったろうと思う。
ぼ～っとしていた小学1，2年のときは記憶がないけど、3，4年あたりになった頃、トラウマになりすぎて旅客機が飛んでくるたびに内心パニックになってたし（大人になった今でも、飛行機が飛んでくるとちょっと身構える時がある）、極めつけは家の冷蔵庫の稼働音が飛行機の音にそっくりだ、と泣きながら親に訴えたことがある。
おまけに聴覚が敏感だったので、学校の体育館で、世界の終わりみたいな不愉快な音楽を大音量で流されて、そこそこでかい当時の写真のスライドショーが始まったときは本当に体ちぎれるかと思ったし、泣き叫びながら逃げたかった。
耳ふさいで目をつぶってやりすごしたっけ？後のことはよく覚えてない。
よく他の奴ら無事やな…と思ったけど、視聴覚室で写真見て「ウェ～イ」なんて言いながらちょっとふざけたり、外で遊んでいて飛行機が飛んでくると、「爆弾が落ちるぞ～」なんて言ってた子がいたくらいなのでそんなに気にしてないな。いや、それが通常か？
あれ、でもはだしのゲンは読んでたな。漫画ならギリギリいいのかな？今は全然駄目になっちゃったけど。
別に平和学習が必要ないとか、迷惑だとか、そんなこと言ってるんじゃないんですよ。平和学習自体は絶対続けていかなきゃいけないだろうし、後世にまで語り継がなきゃいけない。
その後の5，6年の平和学習はすっかり休んでたし、今でもそういうのは全然見れない。
今でもこういう子は少数ながらにいるんだろうな。休んでもええんやで…
