メカルデンヤ

好きなものを好きなだけ。日記、読書、ゲーム、YouTube、音楽とか

ハリーポッター、悲願の読了

親曰く「リアルタイムで生きていてこの作品を読めたことはかなり幸運だった」。

いや、その通りだよ。全くその通りだよ。映画もあって、USJもあるんやで…

昔小学校の頃、クラスの読書勢がこぞって全員分厚い単行本を読んでたもんな。懐かしい。

 

ハリー・ポッター文庫全19巻セット(箱入)

ハリー・ポッター文庫全19巻セット(箱入)

 

ということで小学生の頃に、眼精疲労で中断を余儀なくされたハリポタ、無事読了出来ました!!!

やっぱりいつの時代に読んでも楽しかったよ…いや、今の方が面白かったかな、大人になってキャラクターの心情も深く知ることが出来たし。

不死鳥の騎士団までしか読んでいなかったから、死の秘宝の展開の重さにはかなりビビった。両親の墓のシーンとか辛すぎん?賢者の石の頃のわくわく魔法学校生活がかなり懐かしくなった…いや本の内容自体は最高だったけど。

 

感想長いので続きから。

・立派になったネビル

正直こんなにネビルが重要人物だったとは最初の頃は思ってもいなかったので、不死鳥の騎士団あたり(だったかな?)で両親が死喰い人に拷問されて廃人になってしまったと発覚したときはかなり驚いた。その後もDAの訓練で成長・死の秘宝ではDAを率いていたし、最終的にはグリフィンドールの剣を出して、ナギニを倒したところは本当に感無量だった。

 

クラナドの再来・スネイプ先生

リリーが好きで、ハリーを守っていた・というのは知っていたので、身構えていたけどやっぱり無理だった。いや、泣かないで読めという方が無理。

スネイプとリリーの過去編はたった1章なのに、こんなにも彼が愛くるしくなる。「スネイプは聖人だ」という声もあるけど、そうではないと思う。一度闇の魔術に魅入られ、実質愛している人を間接的に殺してしまった過去があったりと、そういう暗い面を持ち合わせているからこそ人間くさい、そういうところが魅力的なんだと思う。

あとから知ったことだけど、「always」を「永遠に」と訳したのはかなりのファインプレーだと思う。牝鹿からのこの言葉はかなりくるものがあった。

 

・ルーピン夫妻

何の死の描写も無しにいきなり遺体が出てくる。軽く叫んでしまった…子ども生まれたばかりやん君ら…

でも現実は大体こういう感じだよな。

 

・ウィーズリーおばさん

シビれた。この一言に尽きる。

主要人物や多くの人々を殺してきたベラトリックスを倒すのは誰なんだって話だけど、自分が覚えている限り、杖を家事にしか使っているところしか見たことが無いモリーお母さんだったのよね。一人の母親として、そして魔女として戦っているシーンは本当にシビれたよ。原作では死の呪いを胸に命中させたけど、確か映画では粉々にしてたな。

 

あとベラトリックス。やることがいちいち憎たらしいけど、映画のビジュアルが良すぎて好きになっちゃう…

 

・ドラコ

映画ではアズカバンあたりからイケメン度が加速していった彼。

序盤では鼻をつまんでしまうようなひどい言動が目立つ彼だけど、マルフォイ家に生まれたことで内心苦しんでいたり、実際かなりビビりだったり、死の秘宝では自分もピンチなのに仲間を最後まで見捨てなかったりと、物語が進むにつれて好きになっていった人物。

最終的にニワトコの杖の主になっていたり、自分の杖をハリーが奪って使ったりと、いろいろと深く関わりあっていったところにびっくり。

あと19年後は髪がハゲていて笑ってしまった。

 

・最後の一行

この十九年間、傷痕は一度も痛まない。すべてが平和だった。(死の秘宝・終章377P)

死の秘宝はかなりつらかったけど、終章とこの一行で「ああ、終わったんだな」とつくづく実感。と同時にハリポタロスが襲ってきたけど。

 

いや~楽しかったなぁ、やっぱり読んでよかった。機会があれば、呪いの子も読みたい。