2023.03.03了
あらすじ
冴島翠は新設の聖学園に通う元気な女の子。第一期生徒会の副会長になったが、会長はなんと気になっていた須藤晃に。生徒会の初仕事が学園祭に決まり楽しい毎日を送っていたが、晃にヒロコという彼女がいることを知り…?
矢沢あいによる、生徒会を中心とした有名なラブストーリー漫画。これもまた90年代りぼんの名作。一口にラブストーリーとはいっても、全体的に切ない恋、という印象。最後はハッピーな感じにまとまっていて、読後感はかなり良かった。
これの前に姫ちゃんのリボンを読んでいたので、翠が2巻で「いけいけゴーゴー(姫ちゃんのくちぐせ)」と言ったのにはニヤッとした。同じ連載期間だったのかな?
将志と晃が異母兄弟だという事実にはかなりびっくりした。似ているっていう伏線はいくつもあったけど、まさかそういうことだったとは…。
瀧川君、めちゃめちゃかっこいいのに、思いつきの「タキガワマン」というニックネームで最後まで呼ばれ通されていたところはちょっとツボでした。
あとは強欲だけど、最後は翠だけではなく、第一期生徒会メンバーのその後も見たかったー!それぞれにカップルが出来ていたから、その後がめっちゃ気になっちゃうよね。翠が美術部教員になったのには納得。
初めて矢沢あいさんの作品を読んだけど、かなり読みやすかったなぁ。ご近所物語やNANAも読んでみようかな?と思い、NANAって全部で何巻あるんだろうと調べたところ、21巻で完結ではなく、作者さんが病気のため、2009年から休載中とのこと。
そうだったんだ…NANAって21巻で完結かと思ってたよ。長い期間のご病気でかなり心配だなぁ…