メカルデンヤ

好きなものを好きなだけ。日記、読書、ゲーム、YouTube、音楽とか

アンの愛情

 

22.12.26 読了

あらすじ

レドモンド大学に進学したアンは、キングスポートの〈パティの家〉で仲良しの3人と共同生活を始めた。勉学に励みながら、訪問日には崇拝者たちを惹きつけ、文学を志す。そしてとうとうボーリングブロークの自分の生家を尋ねあてた。
マーク・トウェインをして、「“不思議の国のアリス"以来の魅力ある人物」と言わしめたアンは、理想通りの男性に出会って、ついに真実の愛情に目覚めていく――。

毎度おなじみ赤毛のアンシリーズの第三作目。今作は大学生となったアンが、理想的な男性・ロイやギルバートとの関係性に悩みながら、真の愛情に目覚めていく過程を描いている。

デイビーがどうでもいい話で眠りたくてたまらないアンに喋りかけるところとか、ダイアナがアンの小説に少し付け足して優良ベーキングパウダー会社に送り付けたら当選した話が個人的に面白ポイントだった。

病に倒れたギルバートを想い、本心に気づいたアン、最後のギルバートのプロポーズシーンは何回も読み返したくなるような、とても素敵なシーンでした。