メカルデンヤ

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ビビバスの集大成、「OVER RAD SQUAD!!」ストーリー感想

6月30日~7月7日にかけて開催された、ビビバス箱イベ「OVER RAD SQUAD!!」

過去に凪さんの真相回「Light Up the Fire」の感想記事を書いて以来、実はイベストを全然読んでいなかったので、今回ついに「伝説超え」と聞いてたまっていたイベストを全部読み終えました。

※過去のイベスト含めてネタバレ大有りなので続きから※

イベスト順に感想いきます。まずはこはねバナー「On Your Feet」

 

大河からあの夜の真相を打ち明けられたビビバスが、「伝説を超える」と決意を新たにする回。まぁあんだけの話を聞かされて次全く新しい話っていうのもめちゃめちゃ違和感あるから「そういう回だろうな~」って思っていました。

最後にはメンバー全員が学校をサボる。サボったことについてこはねを心配するくだりがあったけど、冬弥もサボっているからクラスで「何があったんだ…!?」って話題になってそう。

 

お次、彰人箱イベ「BURN MY SOUL」

彰人のこういう回読むたびに思うけど、やっぱこの男本ッッ当にかっこいいなって……

謙さんから彰人に出された課題は「街の人たちに火をつけること」。謙さんとマンツーマンで修行して悩んだ末、答えを導き出し、街の人たちに火をつけて課題をクリアする、という内容。

「かっこいい」にもいろんなタイプがあると思うんですけど、この彰人の「地べたに這いつくばってでものし上がる」っていうタイプはマジでヤバイな、と思います。あ~本当にすごくてトップにいける人ってこんなストイックなんだろうなぁ…と思い知らされる。

 

次、WLイベント「BREAK DOWN THE WALL」。今まであったことを軽くおさらいしながら新しくセカイに出来た「広場と壁」を探索する、という内容。

杏ちゃんパートで凪さんが出てきたあたりは「それはずるいだろ…」ってなった。今回で伝説を超えたからこのセカイの広場にも大きな変化がありそうですよね。楽しみ。

 

次、冬弥箱イベ「The first concerto」。推しの箱なのにこの時なんやかんやでゲームが出来ていなくてかなり残念。でもどういうストーリーだったのかはちょっと知りたくてネタバレ検索で「あの厳しい親父の春道が冬弥に良いことを言ってくれた」くらいの情報は前もって知っていました。

謙さんから「お前はトラックメイカーだ。あの伝説を超える曲を作れ」とかなりハードルが高い課題を出された冬弥。しかし作っても作っても納得いかず、父親にも「お前の曲には誇りがない」と言われる。

で、バチャシンの助言もあって自分の過去を振り返って苦悩する。「期待されていたのになんで俺はあの時クラシックから逃げてしまったんだ」と感情を爆発させる冬弥。最初の頃は感情を表に出さなかったあの冬弥が。

他の人も言っていたけど、この「厳しい父親のことは責めず、逃げた過去の自分を責める」あたりマジで冬弥だな…って感じた。

そこで春道が「お前は12年間も音楽に人生を捧げてきた、お前は誇っていい」と言ってくれる。そしてそれから過去を受け入れた冬弥は曲を完成させる…

 

個人的には最初の冬弥箱イベ「Period of NOCTURNE」みたいな、冬弥自身の過去に触れるイベントが大好きだったため、このイベントも泣きながら読んでました。

そうだよね、春道は一番間近で冬弥の頑張りを見てきたんだもんね… 厳しいだけの父親じゃない、ということが分かって今回すごく嬉しかったな。

 

次、杏ちゃん箱イベ「Whip the wimp girl!!」。絵力が高すぎて多くのプロセカ民がびびったであろうイベントイラスト。私もこの絵好きです(ガチャ引いたけどカード当たらなかった)。

前々から言われていた「こはねに対する杏のモヤモヤ」に決着をつけた回。

「こはねの成長が凄すぎて、自分の歌ではこはねをドキドキさせられないんじゃないか」と悩む杏。凪さんだったらどうするだろう、と考え、「こはねと戦う」と答えを出した杏はこはねに勝負をしかけ、大衆を味方につけ、結果勝利する。

 

この回はけっこう賛否両論というか否の方が多かったですよね。こはねと勝負する、とうい点はアツくていいなと思ったんだけど、街の人たち全員杏に味方してバドドの二人もこはねのことには触れない、という違和感アリアリなストーリーでした。

いや一言二言「小豆沢もよかった」と書くだけでも大分違っていたと思うのになぜ…なぜなんだ…

 

そして最後に「OVER RAD SQUAD!!」。前半はこはねに課された課題のことについて、後半はイベント「RAD BLAST」開催、という構成になっている。

ずっと目的だった「伝説の夜を超える」というイベントにふさわしい演出や怒濤の展開が繰り広げられ、正直ソシャゲのストーリーを読むのが苦手な自分でもめちゃめちゃアツくなれて楽しかった。

 

前半ではこはねの修行相手にRAD WEEKENDをやったメンバーが集う。この少しずつ強くなって超えていく感じがバトル漫画の修行シーンみたいでとても良かった。

 

後半のRAD BLASTは円陣から始まる。ここで彰人が「これを超えれたら俺は初めて俺を誇れる」と言っていて頭を抱えてしまった。

初手のビビッズ、バドド、三田が繋いでEVERからの。新はどこで来るんだろうか…もしや来ないのでは…と思っていたのでホッとしました。しかも相方の新曲引っ提げて来るとかそれはもうドラマじゃんね。

最後はビビバス。前のこはねのときと同じく新しい書き下ろしの楽曲が流れる。

 

非公式だけど貼り付けちゃう。これどう考えても冬弥が作った曲だと思うんだけど、これめっちゃ好きなんだよね… 台詞オート再生で合うように構成されてるんだろうし、めっちゃ盛り上がる。流石伝説を超えた歌ですわ…

 

イベントが終わった後日、RAD BLASTに感化された若いミュージシャンたちが街で歌っている。モモジャンの「拝啓、あの頃のわたしへ」みたいに、受け継がれていく意志的な描写があるのは本当に胸が熱くなる。

 

最後、墓参りシーンで流れる「Ready Steady」。ここ完全に最終回やんって思った。これが本当に最終回だとしても普通に信じちゃうな…

最後は新たな敵?(奴は四天王の中でも最弱…)が会話していて、終わり。

 

 

個人的にこのイベストで一番好きだった台詞は、彰人の「今だけは全部俺によこせ」でした。

でも杏ちゃんの「人生で一番の夜にしよう」や、彰人の「他では全部くれてやる」を見ていたら人生のピーク早すぎないか、高校生…!!ってなってしまった。

いやまぁフィクションだし全然いいじゃんとは思うんだけど、歳とったらどうしてもこういうこと考えてしまいますね…

 

そして今まで出てきたサブキャラたちの成長も描かれていてすごく良かったです。読んでる途中、観客と同じように「良かったぞー!三田ーー!!」ってなってました。

 

あとはまぁ、ビビバスは今後世界を目標にするので冬弥のお兄さん2人が出てくるのでは?と踏んでいます。お兄さん2人は海外で活動しているらしいので、瑞希の姉やまふゆの父親みたいに遅れてイラストと声がつくのかな~とちょっと期待している。