メカルデンヤ

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最近読んだ本まとめ ~2021・冬の陣~

読書のスピードが亀すぎる

星の王子さま サン=テグジュペリ

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

 

01/06 読了

レビューを見て知ってたけど、絵やタイトルと反して内容は深すぎる。これ何回も読まないと完全に理解できないやつや。

 

ばるぼら 手塚治虫

ばるぼら (手塚治虫文庫全集)

ばるぼら (手塚治虫文庫全集)

  • 作者:手塚 治虫
  • 発売日: 2011/10/12
  • メディア: 文庫
 

初めての大人向け手塚作品。異常性欲を持つ小説家の主人公と、謎の女・ばるぼらの話。手塚治虫の芸術への価値観が描かれている。

読んでいる最中、背景の建物が歪んで描かれているのが気になったけど、あとがきに「この物語は、どこからどこまでが主人公の妄想の産物なのか分からない」ことから、背景を意図的に歪ませて描いている、とあったので流石だな、と思った。

 

パン屋再襲撃 村上春樹

パン屋再襲撃 (文春文庫)

パン屋再襲撃 (文春文庫)

 

01/07 読了

ファミリー・アフェア」の主人公と妹の会話と、短くて抽象的な「ローマ帝国の崩壊~」が好きだった。

大体の話はわけが分からなくて、着地点がふにゃふにゃしている村上春樹独特な感じ。

ねじまき鳥~の原型も収録されている。長編版は未読なのでとても楽しみ。

 

東京奇譚集 村上春樹

東京奇譚集(新潮文庫)

東京奇譚集(新潮文庫)

 

02/02 読了

持っているのは新潮文庫プレミアムカバー版の真っ赤な表紙。

パン屋再襲撃と比べるとこちらの方が物語として固まっていたので入門的な作品だと思う。

好きだったのは「品川猿」。意外にも喋り出した挙句、バナナを2本いただいた告白をしたところでこの猿のファンになってしまった。

 

 

短編って一つが終わったら気が抜けるから、次に進むのに体力が要るな~。